シリコン樹脂を用いたフロアコーティングの利点と欠点

フロアコーティングの手法の中には、塗料にシリコン樹脂を用いたシリコンコーティングと呼ばれる方法があります。

このフロアコーティングの方法が優れているのは、紫外線硬化塗料を用いるUVフロアコーティングと比較すると劣るものの、水や薬品に対する耐久性が高い点で、食べ物や飲み物、調味料などをこぼしてしまった場合に水拭きをすることができ、しっかりと拭き取れば塗膜の下の床材に染み込むことなく汚れを処理することができます。
コーティング作業が終わった後の床面は滑りにくく、光沢もUVコーティングの場合ほど強いものではないため、家族に高齢者いる人やペットを飼っている人、部屋の雰囲気を損わないようなコーティング方法を探している人などにとっては、シリコンコーティングは最適なコーティング方法です。


一方で、シリコンコーティングは耐久性を維持できる期間が他の方法と比較しても短めなのが欠点です。



この方法では、室内を綺麗に使っていれば10年程度は塗り直しをすることなく過ごせますが、選んだ製品や室内での過ごし方が良くなければ5年程度で塗り直しが必要になることがあります。



コーティングの維持にお金をかけることなく長く住み続けたい場合は、UVコーティングなどの他の方法を検討した方が良いでしょう。

また、シリコンコーティングは塗料を塗った後は自然乾燥をさせるため、作業終了後数時間は人が立ち入ることができず、タンスなどの重たい物を運び入れたいときにも1日から2日は待たなければなりません。
住宅の新築時にシリコン樹脂を用いたフロアコーティングを行っても、施工終了後すぐに入居することはできないので注意が必要です。